ソーシャル・キャピタルを豊かにする必要性

日曜に渋沢さんと田坂さんの対談、黒川清さんの講演、
渋沢栄一、大隈重信、福沢諭吉の思想・活動の比較など
興味深いイベントがありました

2007年時点の日本人は、大企業・工業で成功しすぎたために
時代の変化においても、古いめがねのまま現実を見ようとしす
ぎているんだなと思いました

高度成長期の日本の強さは企業が共同体と機能体の両方の
性質をもつことで、資本と人の集積を図り生産性を高めたところ
にあったのだと思います

いわゆる団塊の世代が大量に退職することの問題の本質も
彼らが戻る場所であるはずの共同体と何の接点も持ってこな
かったことにあるのではないでしょうか

グローバルな競争の中で企業が本来の機能体に戻らざるを
えないということと重なって、ソーシャル・キャピタル(社会関
係資本)を豊かにするということは早急に解決する必要があ
るように思います


黒川氏は著書の中でも、歴史観、世界観、人間観を持てと
主張されていましたが、人間はギリシア・ローマの頃から
基本的に同じことで問題を引き起こしています


自由と秩序
個と公
共同体と機能体

のバランスがどのように変化しているのか
バランスを回復するのにどのような仕組みがありうるのか
議論できると良いなと思います

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このページは、鈴木利和が2007年9月11日 15:50に書いたブログ記事です。

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