教授に思いをぶつけてみる

ある先生に指導をお願いしようとこのようなメールを送った

私は、「全員がリーダーの自律分散型の組織」の研究に没頭するために、
博士課程に進学したいという理由で2005年12月にリクルートを退職いたしました
現在は、コンサルタント活動を少しだけして、仮説、モデルの検証に取り組んでいます


「全員がリーダーの自律分散型の組織」と言った時に、
どこか、企業を前提にしているところがあったのですが、
退職して一人になってみて、組織には他にも多様な選択肢がありうることに気づきました

振り返ってみると
リクルートでは、キャリア系の研修プログラムの開発をしていましたのですが、
研修の場面で受講生同士がお互いの履歴や価値観に触れることで
戻ってから、社内コミュニティができることがよくありました

結局、このコミュニティを通じて学習することが多くありました

また、最後にe-learningと研修、カウンセリングを組み合わせたプログラムを
開発したのですが、コミュニティ機能を入れることが効果的でした

今回、ご相談したいのは、新しいe-learningの試みです
従来のe-learningは知識の教授が中心で創発の機能はあまりなかったと
思っています

現在の知識社会において継続学習の重要性が高まっていると思いますが
「教えるときにもっともよく学ぶ」と言うように大学教授であっても、
学生に語りつつ、語る中で再学習・発見・知識の再編集が起こるとことが
少なくないと思います

教える側、教えられる側という役割の固定なく
状況によって立場を変えられる学習の仕組み
です

たとえば
エキスパートが教えている場面を録画して、
これをe-learning教材として再利用し
受講生によるフィードバックによって、よりよい教材が浮かび上がってくるような
学習の仕組みです

エキスパートはフィードバックをもとに、内容のブラッシュアップを図り
エキスパート同士の情報交換をしつつ質を高め
時には受講生にもなる

現在、この仕組みをリクルートのある銀座8丁目で周囲の企業や
商店を巻き込んで、地域おこしとして取り組もうとしています
先行事例は渋谷大学です


研究の内容としては
この過程を通じて、知識とフィードバックの関係や
知識が生成されるメカニズムなどをモデル化できるのではないかと
考えています


もし、興味を持っていいただけるようでしたら、お時間をいただき
ご指導いただけませんでしょうか

お忙しいところとは存じますが、ご検討いただけましたら幸いです

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このページは、鈴木利和が2007年5月11日 14:20に書いたブログ記事です。

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