孤独感 虚無感

5月11日には、映画「降りてゆく生き方」の企画ミーティングがあります

日時 : 5月11日(日)16:00-18:30

場所 : 表参道・新潟館 ネスパス 3階 展示会スペース
      渋谷区神宮前4-11-7 TEL:03-5771-7711

取材映像をぜひ、見ていただきたいです


ここ数日、女子高校生が被害者になった事件が連続しておきました


この映画のエグゼクティブプロデユーサーの清水義春さんは
孤独感と無力感が重なった時に、心と体にダメージを受けると訴えています


犯罪のない社会をつくってゆくためにも、人と人のつながりは必要不可欠ですが、今は、都市化や核家族化、とも働き、経済合理主義などが孤立化、一人ひとりの無力感を促進しているように思います


降りていく生き方」という「ベテルの家」を紹介した本があります

「べてるの家」というのは精神障害者の自立支援施設です
隠すのではなく、自を背けるのでもなく
理解して活かそうとまでしています

精神障害は、他人事ではなく、職場で鬱になる人は増えています。そもそも、人は誰もが神経症や統合失調症の要素を持っていて、強いストレスにさらされたときに発症する可能性があるのですか・・・

本の中では

私たちは近代化や合理化を 通じて、人間として本来もっている基本的に大切なもののうえに、学歴とか経済力とか便利さとかを、オブションのようにプラスアルファの価値として身につけてきたわけです。

回復するということは、人間が人間であるために、そういう背負わされた余計なものをひとつずつとり去って、本来の自分をとり戻していく作業なんです。何をしたらよいか、何をしてあげなければならないかではなく、何をしないほうがよいか、何をやめるか、つまり足し算ではなく引き算が「べてるの家」のキーワードです。それが降りていくということでもあり、そうすることによって、人間が本来もっている力を発揮できるようになっていく、という考え方な んです


と考え方を示しています。5月3日のファームエイドで、主演の武田さんは映画についてこのように語りました

今までトップを目ざして生きてきた
成功目ざして、努力して登ってゆくことが正しいと思ってきた

金八先生は、富士山だってテッペンは寂しいところだよと語たんだよね
楽しいところは裾野だって

登ったら、降りて来なければ、遭難になっちゃうよねと


本を読むと精神障害は、家族との葛藤から始まっているということがよくわかります。家族が最大の理解者、支援者というのは幻想です。 家族はむしろ、そうでなければならないという規範に苦し
み、逃げ場を失なっている


おそらく、そのことを認め、受け入れて、家族を再構築してゆくことがより良い社会、犯罪のない社会を構築してゆくために必要なことだということをこの映画を通じて語りあってゆければと思います

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このページは、鈴木利和が2008年5月 8日 11:21に書いたブログ記事です。

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